保育園・幼稚園パパ・ママのためのアンケート集計

アンケート主旨:

「先生たちが笑顔で働ける職場こそ、子どもたちが笑顔になれる園である」そんな考えのもと、保育園の先生たちの関係性をさらによくするための研修を開発・検討する前に、私たち「保育園の笑顔」が力を入れたのは、保育の現場の声を拾うことでした。

「保育園の笑顔」が提供する研修やワークショップには、保育園の現場の声が多く取り入れられています。
一方で、保育事業の顧客は『子ども』でもあり『保護者』でもあります。当事者である保育園経営者や保育園で働く人たちだけではなく、保護者からの意見も取り入れてサービスを開発したく、このアンケートを実施しました。

「保育園・幼稚園パパ・ママのためのアンケート」

回答数61

回答時期 2015年8月〜12月

​回答者属性

​アンケート結果

Q1.保育園・幼稚園に働く人たち(園長・保育士・幼稚園教諭・スタッフ)の間のコミュニケーションについてどのように感じますか?
どのように感じますか

保育園・幼稚園に働く人たちのコミュニケーションについては、「まあ、良い」「とても良い」と感じている保護者が9割を占めており、保育者同士の人間関係においては「安心してお子さんを預けられる環境だ」と感じている保護者が多いことがわかる。 一方で、これら保護者の印象は、「保育園の笑顔」による保育園関係者へのインタビューなどとは乖離があり、「保護者の見えないところで人間関係についての問題が発生している可能性」も示唆している。

Q2.保育園・幼稚園に働く人たち(園長・保育士・幼稚園教諭・スタッフ)同士のコミュニケーションについて、どのような期待・要望がありますか

「子どもの様子について報告・連絡・相談しあっている」「保護者からの要望を共有している」など保育の質に直結するコミュニケーションが保育者に求められていることが明白である。 一方で、「お互いに安心・信頼してコミュニケーションができている」「同僚が悩んでいる様子について積極的に声かけが行われている」など、保育者には「チームで保育の質を上げて欲しい」という保護者からのニーズがあることもうかがえる。

Q3.保育園・幼稚園で働く人(園長・保育士・幼稚園教諭・
スタッフ)に最もして欲しくないことはなんですか(複数回答3つまで)

あくまでも、子どもの前でどのように振る舞うかについて保護者の要望が現れている。

Q4:保育園・幼稚園内での保育士・幼稚園教諭・園長・スタッフ間の人間関係は保育の質に影響があると思いますか

保育園・幼稚園に働く人々において、彼ら自身の人間関係が保育の質に影響があると感じている保護者が多い。

子どもを預かる保育園・幼稚園において、保育の質は「仕事(結果)の質」そのものでもある。

保育の質が悪いと、トラブルやクレームが増え(結果の質)、対立や押し付け、命令・指示が増え(関係の質)、主体的思考がなくなり、受け身で聞くだけになり(思考の質)、自発的・積極的に行動しなくなる(行動の質)。

するとさらにトラブルやクレームが増え(結果の質)、関係がより悪化し、なすり合い、自己防衛(関係の質)が悪くなるというバッドサイクルが起きる。

このバッドサイクルを改善するきっかけになりうるのが、互いに尊重し、結果を認め、一緒に考えるような(関係の質)を創っていくということ。

これにより、保育者に気づきがあり、それが共有され、当事者意識を持つようになり(思考の質)、自発的・積極的にチャレンジ・行動するようになる(行動の質)。

すると、保育の質が向上し(結果の質)、さらに信頼関係が高まり(関係の質)、もっと良いアイデアが生まれる(思考の質)というグッドサイクルを回すことにつながっていくものと思われる。

 

参考:「組織の成功循環モデル」MIT(マサチューセッツ工科大学)の教授ダニエル・キム氏

保護者の声

○0歳児では認証の保育園→私立乳児園→私立保育園とお世話になりました。3つとも奇跡的に大きな不安や不満のない有難い園でしたが、保育士の心身ともに健康状態、横縦の人間関係は保育園の質に直結すると思っています。

○とても子供のことをよく見ていてくれて、いい保育園だと思います。

○園の方針がはっきりしており、園長がカリスマ的であるため、保護者どうしの関係の方が問題を感じる。

○園長先生によって全然違う 園長先生のトップダウンが強かった時期があり、保育士の先生達の裁量に任されている範囲が狭く、何でもかんでも「園長に確認してから」と言われたときは、違和感を感じた。

○幸か不幸か?我が子どもたちを通わせた保育園の園長先生、担任の先生、庶務の先生、すべての人が話しやすく、何でも相談できたので有りがたかったです。なので、保育園と言うものに対しては非常に良いイメージがあります。

○昨年、第一子を預けるために、認可園・認証園計14園を見学しました。その中で感じたのは、保育の質は先生方の連携に大きく影響されると考えています。

○昨年通わせていた際、担任が突然来なくなり、説明もないまま副担任が担任に。無事卒園したけど、なんらかの説明が園からあっても良かったのでは?といまだに思う。

○子どもや保護者への対応で、なんでこんな対応になるんだろ?というのが何度かありました。本当に子どものこと考えるのかなと。でも、根本的に忙しく、気も抜けない仕事で、さらに保護者のプレッシャーなど、追い込まれている部分もあるんだとも思います。

○保育士と保護者のコミュニケーションは大事だと思います。 若い先生達が年配の先生達に意見が言いづらそう。

特に年配の先生は親に対しても上から目線の時がある話しにくい。朝から怒られる時もあるので、先生達によって保護者への接し方が全然違う点が違和感を感じる。

○女性が多い職場ということが影響しているのか、先生同士の遠慮からほかの先生への介入の諦めが存在するように感じることがある。一方で、園長先生が変わって園の雰囲気が変わったことがあった。その園長先生は園の目標などを先生を巻き込んでつくり、それを毎月の保育目標や行事への落とし込みなどをすごく丁寧に行っていた。(それが原因かどうかはわからないが・・・)

○女性の割合が高く、入れ替わりがよくあるし、肉体労働でもあるので、男性の先生を増やして欲しいとも思うが、男性の先生がなかなか増えない。

○人間関係ではないかもしれないのですが・・支援の要る子どもをフォローする介助員や非常勤の先生と、担任の先生とだと、勤務形態が違うからなのか情報の共有がうまくいっていないコトをしばしば感じていました。

○送り迎えの時しか合わず個人的な話はしないので、職員同士の関係性は見えないが、保育やこどもの発達に障害にならず、職務を全うしてくれればまずはいい。しかし、こどもたちは人としての成長を親だけでなく長い時間一緒にいる先生を見ているので、背中を見せられるような行動、言動をしてほしい 男性の保育士が少なく、女性の職場であるように感じる。やりにくさはないのか?

○中国ローカルの幼稚園に通っています。保護者と先生が共有するチャットがあり、コミュニケーションがとても活発です。園の様子などの写真も頻繁にUPされます。中国語・英語のバイリンガル幼稚園で、英語圏の先生が転職するなどはありますが、特段問題は感じていません。高額な幼稚園でおそらくお給料も良いため、先生の質も高いです。

○長男が通った都内の保育室を想定して回答しました。そこはベテランの保育士さん(40〜50代)が多く、また保育士の数が多くて余裕があるおかげか和気あいあいとしていました。子供たちはたっぷり愛情を注いでもらっていました。人手が多いことと、保育士同士がお互いに気を配って密に連絡を取り合っていることが大事な気がします。

○非常によく頑張って頂いてると思います。 保育園と幼稚園に子供それぞれを預けていますが、園によって、教育方針や文化が相当違うなあと感じます。

○保育士さん同士の仲がよく(見えました)、連絡の連携も業務としてきっちりなされていたようで、安心して子どもを任せられる環境にあったと思います。ただ、子どもの在園中に、園長先生が交代したことで、先生たちにも戸惑いが見受けられました。園の方針が極端に変わることはありませんでしたし、時代に合った改革も必要だとは思いますが、園で働く方々に伝わりきれていない感じがあったと思います。

○保育園にはお世話になり、また先生方には大変感謝しています。単純に子どもが好きなだけでは成り立たない、大変な仕事だと思っています。

○保育士とパートスタッフ(主に保育士よりかなり年配な場合が多い)との関係性が良好なのかが気になります。保育士はパートを見下し、パートは保育士の技量に疑問を持ちながらもアドバイスが許されない雰囲気を感じます。

○労働環境が悪いのではないか?特に時間について休暇が少ない、拘束時間が長いなど。また業務内容に対し、金銭面での待遇が悪いのではないか?

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