花の木保育園さまへのインタビュー

June 12, 2018

学校法人 正和学園  社会福祉法人 芳美会による 東京都町田市 花の木保育園様にうかがってまいりました。

貴重なお話をたくさんうかがえましたので、こちらにご紹介します🎶


 

右から理事長の齋藤さん、園長の石井さん、主任の柴田さん、広報の檜森さん

美しい季節の花が月替わりで飾られ、子どもたちの遊び場所でもあるホールにて

 

 

 

 

法人としての理念や大切にしていることなどお聞かせください

 

正和学園とその関係3法人は、町田を中心に運営しております。

総合力を使って人材の横の異動も自由にして行っております。

正和学園は、私(齋藤理事長)が4代目になりまして、結構古いんです。創業79年になります。卒園生が園長先生になったり繋がってきています。私自身も卒園生なんですよ。

 

理念としては、

まずは「いきいき」ということ。

子ども自身がいきいきしていることが社会貢献そのものであるというのが信念です。

子どもだけではなくて大人もいきいきしていたい。

安全性ばかりではなく、子どもが元気に生きる力を身につけることが重要であり、最重視しています。

管理するように役所からは言われますけれども、もちろん安全性も大切だけれども、子どもたちが自由に遊べるスタイルを徹底しています。

 

そして、「子ども中心」であること。

各施設、子どもを主体とした施設でありたいと思っています。

園や、行政や、大人の視点ではなく、子どもの視点の想像力を働かせていける施設であることを大切にしています。

子ども園も幼稚園も保育園もさほど理念ややっていることは変えていないんです。

設置基準などはもちろんあるが、子どもが考えるきっかけを作れる人、例えば地域の活動を行ったり、地域の方々にゲストティーチャーに入ってもらうことを大切にしています。

 

最近は、職員研修の企画も施設横断でやっています。

大人が考えた保育を子どもに適応するのではなく、子どもが考えたことを大人がサポートするという目線を大切にしています。

 

わかりやすい理念に変わったので、職員の中にも浸透しやすくなったと思います。

 

この大きく掲げられた理念は、スタッフの皆さんが子どもたちがいるエリアに入る前に必ず目に入る場に掲げられています。

 

 

 



 

保育に携わるきっかけを教えてください

 

石井園長

保育士さんは小さいころから保育士になりたかったという方が多いのですが、私はそうではなくて(笑)。

短大卒業時、他の道を考えていたんですが、最終的に学校から紹介された園がとても素敵な園だったのです。

その園を退職するときに、かつて卒園させた生徒がもう高校生になっていて、私が退職するというのを聞きつけて花束を持ってきてくれたんです。

その時に、「あ、自分の仕事はこのまま(保育士という)仕事なんだろうな」と思ったんです。それが今まで長く続けているきっかけなんですよ。

今現在も続けられているというのは人と人とのつながりだと思うんです。仕事はとても楽しいです。

 

<理事長談>

石井園長は、私が初めて勤めた園(ご自身の出身園)でそのときパートさんとして入られていました。もう付き合いは長いんです。花の木保育園の園長をお願いするときにも快く引き受けてくれました。

 

主任の柴田先生

私は小さいころから保育士になるものだと思っていました。中学、高校でも夏休みなどは当たり前のように保育園にボランティアに行っていました。

小さいころは集合住宅に住んでいて、友達と遊ぼうとすると弟も必ずいて、弟の友達もいるような状況が普通だったんです。小さいころから周囲には保育士さんになると思われていました。

花の木保育園さんには短大を卒業してからずっとお世話になっています。

この園では、一つの問題が起こると職員みんなでそれに向かっていくようなところがあって、それが続けられている理由のひとつだと思います。

保育士をしていて保護者の方にかけていただいた忘れられない声があります。卒園のときに5歳児の保護者に「ありがとうございました」と涙ながらに言われたんですね。

その保護者の方は子どもを保育園に預けるのを罪だ、子どもにかわいそうなことをしていると思われていたそうなんです。それが、私が担任になって、子どもが保育園に行くのが大好きになって、朝登園すると私と子どもがぎゅっとハグをするのを見たときに、「ああ、この子にはここにもお母さんがいるんだ」と思えて安心したとのことなんです。そう言われた時に何て素敵な仕事なんだと思って、続ける理由にもなりました。

 

広報担当檜森さん

ずっと広報畑で働いて、前職はテレビ局の広報でした。

テレビ局の広報というのは、宣伝する工程がほぼ決まっているんですが、幼稚園、保育園には広報担当者そのものが居らず、どこから情報を集め、どのように発信していったらいいのかと、最初はどうやっていいのか悩みました。

そんなときにも、先生たちに何かネタはないかと声をかけると必ず返してきてくれんですよ。

業界的にはやり方も確立されていなくて、正直やりずらいところはたくさんあるのですが、この園ではそういう協力体制があり、とても助かっています。

子どもたちと送迎バスに一緒に乗っておしゃべりして、子どもたちからいろんな話を聞いて広報に反映したりもしているんです。やりがいがありますね。

 

<理事長談>

これは園の理念の大きなキーにもなっているのですが、私は、園に携わっている人全員が保育者だと考えているんです。給食室、事務、用務員など全員を子どもたちは背中を見ています。彼らには保育士、幼稚園教諭にはできない別の形の学びの提供ができると考えています。

ですから、勤務の中では、保育士、幼稚園教諭と同じように研修やワークショップを受けてもらい、保育について語ってもらっています。それは徹底させていますね。

 

保育園の笑顔 所感

広くて個性的なホールの舞台でお話を伺いました。

ホールだけではなく、外観や内装、給食室など自然の素材をたっぷり使ったユニークな作りの園でした。いわゆる可愛いキャラクターは使われていないのがとても新鮮に目に映ります。

私たちが共感したのは、経営理念がシンプルでわかりやすいことです。

誰もがすぐに覚えて実行できるよう、齋藤理事長になられてから変えられたそうです。

職員のみなさんは何かあるたびに「いきいき」「子ども中心」に立ち戻るそう。

お話をされる主任先生もとても活き活きしていて、自分たちがまず実行されているのがよく伝わってきました。

 

私たち「保育園の笑顔」が大事にしたい理念、保育士さんの笑顔が子どもを笑顔にすることともつながり、深く共感しながらみなさんの話をお聞きしました。

子どもの未来を常にイメージしながら保育を進めている姿が印象に残りました。

 

 

スタッフの皆さんの控え室(休憩室)は居心地よく設えられています。

保育する側が「いきいき」することも大切にされています。

 

 

 

 

Please reload

特集記事

【ワークショップのお知らせ】 保育はたらき方カフェ “変化する保育とその葛藤”

September 13, 2019

1/5
Please reload

最新記事
Please reload

アーカイブ
Please reload

タグから検索
Please reload

ソーシャルメディア
<